気調査があるとのこと
今日から兄が家をあけるらしい。
なんでも浮気調査があるとのことで。
探偵社興信所らしく、浮気調査とは。
心なしか兄がうれしそうだったのは
気のせいだろうか。
今日から兄が家をあけるらしい。
なんでも浮気調査があるとのことで。
探偵社興信所らしく、浮気調査とは。
心なしか兄がうれしそうだったのは
気のせいだろうか。
兄が勤めている探偵社興信所をネットで
調べてみると、求人をおこなっていた。
アルバイトもあるらしいので、ためしに
うけてみようかな。
今日は兄と買い物に出かけた。特に期待は
しなかったが、やはあり本屋であった。
また探偵ものの小説を買うのだろうか。
探偵社興信所に勤めてるんだから、
もう読まなくてもいいのにとか思う。
今日は兄が勤めているとされる探偵社興信所に
やってきた。なかなかおおきなところで、
探偵社といえど立派なところである。
探偵ごっこがすきだった兄は、容姿も手伝ってか
結構もてた。探偵は異性からみてもかっこいいのだろう。
いやはやなんとも。
兄は探偵小説、つまり推理小説を
たくさん読んでいるせいか
自分で事件にクビを突っ込む癖があった。
まあといっても小学生のときであるから、
事件と言ってもかわいいものだが。
兄の探偵好きは結構なもので、私と帰り道に
みかけた探偵社興信所のポスターを本気で
もって帰ろうとしていたこともあったほどだ。
そういえば兄は探偵好きであった。
兄の部屋には探偵ものばかりの本が並んでいた
気がする。探偵のどこがいいのだろう。
探偵社に勤める兄は、大学までいった我が家の
生まれにしてはかなり優秀である。
そんな兄がなぜに探偵社興信所に勤めているのか
不思議でしょうがない。
今日はもちをペッタンペッタンついてみた。
正月でもないのにもちをついている姿は
さぞや滑稽だろう。そんななか、
探偵社に勤めている兄が帰ってきて
一言、「俺きなこにしてな」。おいおい。
誰かつっこめよこの状況を。